◆もうひとつのチェンタツー◆
by じぇんとる


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**6**



総勢10数人の人間がドヤドヤと店に入っていく。
店のお客も何事かとこちらを注目している。
無理もない、一見して年齢、服装、どれを取ってもまとまりのない 我々を見て、何の集団か思いあぐねているようだ。


だがその時、私は狙っていた。
そう、プロの間では禁断の秘奥義と恐れられる技、『郭公(かっこう)』※だ。


   ※解説
   1.店の半径50メートルに入った時点でサダさんをストーカーの様にマーク
   2.どのような手段を取ろうとも、彼と同じテーブルにつく
   3.松阪うしさんを熟知している(自称)料理人の彼が肉を焼くように仕向ける
   4.絶妙の焼き加減のお肉を(横から)ゲット
   5.一心不乱に食うべし
   6.以後3〜5の繰り返し
   7.やったぜパパ、明日はホームランだ!!(−_−)ノ

   注 あまり多用するとサダさんに嫌われます



つーことで無事にサダさんのテーブルゲット♪
しかしちょろい、ちょろすぎる。
いくら素人相手だとはいえ、こんなに簡単に技が決まるとは。
こいつらは焼肉の奥の深さが全く分かっていないようだ (−_−)

さあ、もうこれで今日の私の仕事は終わった。
あとは任せた、もうボクは1ミリも動きませんから。
            ↑
          他力本願


今日会えるお肉とは、もう二度と会えないのだ。まさしく一期一会。
素人どもよ、プロの生き様をその脳裏に焼き付けるがいい。

うん、さすがプロ。冷静沈着な行動こそプロのプロたる所以である。



そう、私は松阪くんだりまで話をするために来たのではないんだよ。
あれだよ、グッチとかマーニの話なんてもう飽き飽きなんだよ。
そんな話で腹は膨れないんだよ (−_−メ) 



だがこのテーブルから異様な気配を感じる。
何だ?この圧迫感と威圧感は...
まるで空腹なトラと檻の中でマンツーマンで対峙しているようだ (−_−;)
  体中の毛穴が開いて、なんか嫌な液体が大量に分泌されている。
『 アイスマン 』と呼ばれるほど、いつもクールなじぇんとるさんをここまで動揺させるとは...
            ↑
         呼ばれてません




と思ったら、隣に『葉山の裏番』※と呼ばれる、あのお方が座っていた 煤i ̄□ ̄;)!! 


   ※解説
   葉山を陰で操る人
   暴れ象を素手で倒した
   目から殺人光線が出る(らしい)




何という事だ...
プロの技を素人であるはずの兄貴が無意識とはいえ駆使しようとは。
本気だ...ついに兄貴が本気をだした 煤i ̄□ ̄;)!! 


  



新たなライバルの出現に激しく動揺するじぇんとるであった 


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